リハビリテーション部
言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)
言語聴覚療法では言語障害(脳の障害によって聴く・話す・読む・書く・計算)・声や発音の障害・嚥下障害の検査や評価を実施しています。必要に応じて、練習・指導・助言その他の援助を行います。成人だけではなく、発達障害や吃音など小児も対象としています。
失語症に対する評価・練習 | 声や発音の障害に対する評価・練習 | 飲み込みの障害に対する評価・練習 |
対象となる疾患としては、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)、呼吸器疾患(誤嚥性肺炎)、神経難病(パーキンソン病、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症など)、認知症の方がいらっしゃいます。小児の言葉の遅れ、吃音、発音の問題にも対応しております。
当院では嚥下回診を実施しており、医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士・歯科衛生士Hと連携を取りながら、VF(嚥下造影検査)などの評価を行い、一人ひとりに合わせた治療法を検討し、摂食嚥下機能の向上に努めております。
また、言語聴覚療法室では、失語症、その他の高次脳機能障害、構音障害の患者様に1対1の個別のリハビリテーションを行っています。