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リハビリテーション部 - JAとりで総合医療センター|質の高い地域医療・救急医療を提供します

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診療・部門について

リハビリテーション部外来診察表はこちら

リハビリテーション

リハビリテーションとは、病気や交通事故等によるケガ、老化現象など、さまざまな原因で心身に障害をお持ちになられた方々を対象に、障害の軽減、残された機能・能力を生かした効率的な動作方法の獲得などにより実用的な日常生活を促し、社会の中でいきいきと暮らせるように援助することを目的としています。当院では、理学療法士(PT)33名、作業療法士(OT)13名、言語聴覚士(ST)4名のスタッフでリハビリテーションを実施しています。2014年1月から回復期リハビリテーション病棟を開設し、急性期リハビリテーションから在宅リハビリテーションまで継続的に充実したリハビリテーションを提供することが可能となりました。

また、2013年4月から外来での心臓リハビリテーションを開始。2015年6月にはがんリハビリテーションの施設基準も取得し、理学療法士7名、作業療法士6名、言語聴覚士3名が資格を有しています。

入院している方に限りますが、病気の状態に合わせて、身体機能の維持・向上、生活の質の向上を目的にリハビリテーションを提供しております。

資格 2022年4月現在

3学会合同呼吸療法認定士  9名
心臓リハビリテーション指導士  6名
がんリハビリテーション研修修了  16名
腎臓リハビリテーション指導士  1名
日本理学療法士協会専門理学療法士 (運動器)  1名
(基礎)  2名
(神経)  1名
(小児)  1名
日本理学療法士協会認定理学療法士 (運動器)  5名
(脳卒中)  5名
(呼吸)  2名
(循環器)  2名
(神経筋)  2名
整形外科リハビリテーション学会 gradeA  2名
gradeB  3名
公認心理士  1名
LSVT®BIG認定セラピスト  2名
LSVT®LOUD認定セラピスト  1名
茨城県介護予防リハビリ専門職指導者養成研修修了  7名
茨城県地域リハビリテーションアドバイザー  3名
茨城県理学療法士協会認定スポーツ理学療法士  1名
Effective Swallowing Protocol研修  2名
アスレティックトレーナー  1名

 

 

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理学療法(PT:Physical Therapy)

 理学療法とは

理学療法とは、病気・ケガ・寝たきりなどによって身体が不自由となった方々やそのおそれのある方に対し運動療法、物理療法、日常生活動作練習を行い、機能や能力の回復・維持・予防を図り社会生活が営めるよう援助していく医療のひとつです。実際には各個人の状態を調べ全体像(身体機能・リスク・心理面・社会的側面など)をつかみ、適切な治療方法・目標を設定後、治療を進めていきます。

病院はもとより在宅など地域で生活する方々に対しても、介護されるご家族への援助(介助方法や住宅改造への助言)や訪問リハビリテーションなども行っています。

 

理学療法の実際

20140609 091943 3997 20140609 092019 7304 20140609 092111 7110 PT1
関節可動域練習 筋力強化練習 歩行練習(BWSTT) エコーでの関節機能の評価

 

理学療法部門の特徴

対象となる疾患としては、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)、整形外科疾患(大腿骨頚部骨折をはじめとした骨折や変形性関節症など)、神経難病(パーキンソン病、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症など)、外科手術後の方や呼吸器疾患、循環器疾患、小児疾患、がん患者(入院のみ)などに対して入院、外来、訪問での理学療法を実施しています。
疾患担当別を目指して、専門性を発揮できるよう理学療法士を配置しており、各疾患別に根拠に基づいた治療の提供をめざしています。整形外科疾患に対しては、術後の疼痛や関節可動域制限に対して、物理療法を併用した運動療法を積極的に導入しています。 脳血管障害により片麻痺を呈した方には、早期より装具を使用したり、体重免荷式トレッドミル歩行練習(BWSTT)を行い、立位、歩行能力の向上を目指していきます。運動療法ではレッドコードを用いてスリングエクササイズセラピーを行ったり、筋電図、重心動揺計、エコーを用いて客観的評価に基づいた治療に取り組んでいます。

平成25年4月より「心大血管疾患リハビリテーション」の施設基準を取得し、外来心臓リハビリテーションを開始しました。心臓リハビリテーション指導士の資格を有する専従理学療法士1名、専任看護師1名および専任理学療法士5名を中心に心臓リハビリテーションを提供しております。内容は専任医師の診察後に各患者様に適した運動負荷での自転車エルゴメーターを用いた有酸素運動、ストレッチや筋力強化練習等の運動療法を行っています。運動療法の他にも栄養士、薬剤師等も含めた講義を行っています。また自宅では各患者様に万歩計で測定した歩数や血圧等を専用の記録用紙に記入していただき毎週フィードバック、初回と最終月に体力測定を行い効果判定をしています。また終了後に運動負荷試験を行いリハビリテーションの効果を評価します。

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自転車エルゴメーター ストレッチ

 

対象:心疾患(心不全、心筋梗塞、狭心症など)、閉塞性動脈硬化症の患者様
心臓リハビリテーション希望される患者様は

  1. 当院・循環器内科通院中の方は主治医にご相談ください。
  2. 当院・循環器内科通院されていない方は現在の主治医に紹介状を作成していただき、循環器内科外来を受診してください。

 

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訪問リハビリテーションでは、通院や外出が困難な方のご自宅に訪問し、住み慣れた環境で出来るだけ自立した生活が送ることが出来る様に、リハビリテーションを行います。対象は、訪問リハビリを希望され、主治医・リハ科医が必要性を認めた方となります。介護保険、医療保険のどちらにても利用可能です。リハビリテーションのサービス内容は、症状の観察、関節可動域練習、筋力強化練習、基本動作練習、生活動作の練習、外出練習、住宅改修や福祉用具の助言、御家族への介助方法などの助言・指導、などとなります。原則的に、訪問を行うのは取手市内としておりますが、取手市以外の訪問も行っております。
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小児リハビリテーションでは、小児科の入院の急性期疾患から脳性麻痺、運動発達遅滞など主に未就学児を対象に外来でのハビリテーションを実施しています。

 

 

 

作業療法(OT:Occupational Therapy)

 

作業療法とは

作業療法は、その方の健康と幸福を促進するための、作業に焦点を当てた治療、指導、援助です。

作業とは、「できるようになりたいこと」、「できる必要があること」、「できることが期待されていること」など、その方にとって目的や価値をもつ生活行為を指します。日常生活活動、家事、仕事、趣味、遊び、対人交流、休養など、人が営む生活行為と、それを行うのに必要な心身の活動が含まれます。

作業療法では、心身機能の回復、維持、あるいは低下を予防する手段としての作業の利用と、その作業自体を練習してできるようにしていくという目的としての作業の利用、およびこれらを達成するための環境への働きかけを行います。

 

作業療法の実際  

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 上肢機能・食事動作練習  入浴動作練習
OT3 20140609 094414 3197 OT 2
 調理練習  職業前練習  作業活動(編み物)

  

作業療法部門の特徴

対象は、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)の方が最も多く、整形外科疾患(骨折や腱損傷など手の外科疾患)、神経難病(パーキンソン病、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症など)、認知症の方、また精神運動発達遅滞や脳性麻痺など発達期に障害のあるお子さんなど、様々な疾患やライフステージの方が含まれます。

病気・けが・寝たきりによって生じる生活障害は、お一人お一人の生活背景や人生によって異なります。作業療法では対象となられる方のご意向を伺い、①心身機能の維持・改善、②食事・整容・排泄・更衣・入浴など日常生活活動の維持・改善、③調理・洗濯・掃除・買い物など日常生活関連活動の維持・改善、④精神・高次脳機能の維持・改善、⑤趣味的活動の維持・開発、⑥職業前評価・練習、⑦福祉用具の紹介・作製・指導など様々な活動に焦点を当て、作業療法を実施しています。

あらゆる生活障害に対して、個別性を重んじ、在宅生活、社会復帰、社会参加に向け、総合的な生活支援を実施しています。 

言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)

言語聴覚療法とは

言語聴覚療法では失語症(脳の障害によって聴く・話す・読む・書く・計算)・声や発音の障害・嚥下障害の検査や評価を実施しています。必要に応じて、練習・指導・助言その他の援助を行います。当院では主に、成人のリハビリテーションを実施しています。

言語聴覚療法の実際

ST1 ST2 ST3
失語症に対する評価・練習 声や発音の障害に対する評価・練習 飲み込みの障害に対する評価・練習

 

言語聴覚療法部門の特徴

対象となる疾患としては、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血)、呼吸器疾患(誤嚥性肺炎)、神経難病(パーキンソン病、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症など)、認知症の方がいらっしゃいます。小児の言葉の遅れ、吃音、発音の問題にも対応しております。
当院では嚥下回診を実施しており、医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士・歯科衛生士Hと連携を取りながら、VF(嚥下造影検査)などの評価を行い、一人ひとりに合わせた治療法を検討し、摂食嚥下機能の向上に努めております。
また、言語聴覚療法室では、失語症、その他の高次脳機能障害、構音障害の患者様に1対1の個別のリハビリテーションを行っています。

回復期では月に1回、多職種カンファレンスを行い、医師・看護師・介護福祉士・社会福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士でリハビリの現状や退院後の生活について話し、情報共有を行っています。

また、家族を交えた退院支援前カンファレンスを行い、リハビリの現状や退院後の生活での注意点の伝達、家族の疑問点の解消に努めています。

パーキンソン病に対する運動療法「LSVT BIG」の紹介

20160112 093814 4075 当院で従来行っていたパーキンソン病に対する運動療法である「LSVT BIG」と、2021年から新たにパーキンソン病の音声療法である「LSVT LOUD」が実施できるようになりました。

「LSVT LOUD」はパーキンソン病の発話明瞭改善目的で開発され、薬と同等のレベル1のエビデンスが証明されています。「LSVT BIG」は「LSVT LOUD」の概念を基本としております。

ともにHoehn-Yahr1-3のパーキンソン病の方に有効性を示す報告が多数あります。

LSVTBIGは運動機能低下(動作の大きさの低下)、動作緩徐(動作の遅さ)をターゲットにしております。動作の大きさのみに的を絞り、集中的な高い努力を促す事で正常な大きさで動くことを体験していきます。

さらに日常生活の具体的な動作場面も想定して練習するとこで、新しく身につけた大きな動作を日常生活でも自然に行えるようにしていきます。

LSVTLOUDは声の大きさをターゲットにしております。大きな声で、発声発語器官全般を鍛えることができます。

パーキンソン病で小さくなった声を、高い努力を要する訓練と、自主練習により、日常生活において明瞭で大きな声を自然と出せるよう促していきます。

 

LSVT BIGプログラム

  • LSVT BIG、LSVT LOUDの認定を受けたセラピストとの個人練習になります。
  • 1週間に4日間の治療を4週間実施します(全16回の治療)
  • 1回の練習は60分(3単位)
  • 毎日自宅で効果持続のための課題と宿題を行います。 (内容は担当セラピストが毎回作成します)

※「LSVT BIG」、「LSVT LOUD」に興味のある方は、診察の際に主治医に相談をお願い致します。
※上記の内容で何かありましたら、リハビリテーション部 箱守までお声をおかけください。


ポスターはこちら(PDF) 

 

学会発表(2021年度)

 

主演者名演題名学会名
井上桂輔 COVID-19により長期体外式膜型人工肺療法を導入したが、離脱後の隔離中から理学療法介入し社会復帰した1症例 第40回関東甲信越ブロック理学療法士学会
井上桂輔 photothrombosis法を用いた小脳梗塞による歩行障害 第18回姿勢と歩行研究会
岡﨑颯士 書字障害が残存した硬膜動静脈瘻の1症例 第45回日本高次脳機能障害学会学術総会
中村悠真 COVID-19による長期隔離を呈した高齢透析患者に対する理学療法介入の経験 第40回関東甲信越ブロック理学療法士学会
箱守正樹 LSVT®BIGプログラム介入前後、3ヶ月後でのPDQ39下位項目の変化 第62回日本神経学会学術総会
深津英未 ビジョントレーニングを活用した発達障害領域における作業療法の一症例 第13回茨城県作業療法学会
吉岡実穂 軽症脳梗塞患者におけるTrail Making Test日本版(TMT-J)スコア 第62回日本神経学会学術総会
吉岡実穂 左脳梗塞により把持動作の障害を呈した一症例~道具,非道具,擬似道具での検討~ 第45回日本高次脳機能障害学会学術総会
湯浅美琴 行動面に困難さがある発達性吃音児に対して環境調整の一環としてペアレンツトレーニングを導入した介入 第66回日本音声言語医学会総会学術講演会
湯浅美琴 慢性期重度感覚性失語症者に対する音韻処理・音韻操作能力の改善に向けた予備的試み-異種感覚情報の統合と変換  第22回日本言語聴覚学会

 

 

掲載論文(2021年度)

  

著者名題名雑誌名
井上 桂輔・他 COVID-19による隔離中に筋力低下を呈した症例に対する早期理学療法介入の経験 日本農村医学会雑誌, 70: 53-61,2021
井上 桂輔・他 ▶COVID-19による重症肺炎により長期体外式膜型人工肺療法を離脱後の隔離中から理学療法介入した1症例~回復期リハビリテーション病棟を経由して社会復帰に至るまで~ 理学療法いばらき,25: 5-9, 2021
井上 桂輔・他 急性期脳梗塞患者の病棟内歩行自立判定に関連する要因の検討~Berg Balance Scale, Moss Attention Rating Scale, Stop Walking When Talking testによる多変量解析~ 理学療法学, 48: 614-619,2021
Miho Yoshioka, et al. Serial changes in Trail Making Test score after minor ischemic stroke Journal of Rehabilitation Neurosciences